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はじめての施主支給マニュアル!数十万円浮かせるおすすめ3選と失敗例

はじめての施主支給マニュアル!数十万円浮かせるおすすめ3選と失敗例

マイホームの予算調整で頭を悩ませているなら、特定の設備を自分で手配する「施主支給(せしゅしきゅう)」が最も強力な解決策になります。
施工会社にお任せするよりも、同じ製品を驚くほど安く導入できるケースが多いからです。

特に毎日使う大型の水回り設備は、ネットショップ(住設デパートなど)を活用すると**システムキッチンが最大69%OFF、ユニットバスが最大72%OFF、洗面化粧台が最大70%OFF**といった、目を疑うような強烈な割引率で購入できることも珍しくありません。
「ここだけで予算が20万円以上も浮いた!」という施主さんはたくさんいます。

一方で、「施工会社に嫌がられないか」「引き渡し後に不具合が起きたら保証はどうなるのか」「自分で手配して現場とトラブルにならないか」と不安に思うのも当然のこと。
施主支給はすべての品目で安くなるわけではなく、手を出してしまうと逆に損をする落とし穴も存在します。

そこでこの記事では、住宅設備の専門知識を持つプロの住宅コンサルタントである私が、最小限の手間で最大限の減額効果を生み出す「おすすめ大型水回り品目3選」と、逆に手を出してはいけない「損する失敗例」を徹底解説します。

製品の保証と工事の保証をスッキリ切り分ける「メーカー施工」の仕組みや、トラブルを100%未然に防ぐための段取りまで、初心者の方でもプロ並みにノーミスで再現できるマニュアルに仕上げました。

工務店さんや職人さんとも良好な関係を保ったまま、安心して理想の住まいを予算内で叶えるための第一歩を、ここから一緒に踏み出しましょう!

施主支給の検品・保管マニュアル!配送事故や部品不足の防ぎ方

準備するもの:施主支給をスムーズに始めるための3つの環境と道具

施主支給を成功させるための第一歩は、事前の「環境づくり」と「道具の準備」です。

キッチンやバスルームといった大型の住宅設備は、一度発注すると簡単にはキャンセルや交換ができません。
だからこそ、施工会社との関係性を整え、正しい情報を集めるための準備を整えておくことが、のちのトラブルを未然に防ぐ最大の防衛策になります。

ここでは、マイホーム初心者の方でも迷わずスムーズに進められるよう、あらかじめ用意しておくべき3つの必須要素をプロの視点で詳しく解説しますね。

1. 施工会社からの「施主支給の承諾」(最重要の環境)

道具を揃える前に、何よりも先に準備しなければならないのが、施工会社(ハウスメーカーや工務店)から「施主支給を行ってもよい」という明確な承諾を得ることです。

結論からお伝えしますと、施主支給は施工会社との「共同作業」です。あなたがどれだけ安く製品を見つけても、会社側のルールで一律禁止されていたり、現場の職人さんが協力的でなければ成り立ちません。

承諾を得るタイミングは、「契約前」または「本格的な設計・仕様決めが始まる前」がベストです。打合せの初期段階で、「予算のバランスを取るために、キッチンとバスルーム、洗面化粧台の施主支給を検討しています」と正直に伝えましょう。

その際、以下の2点を合わせて確認・準備してください。

施主支給管理手数料の有無

会社によっては、支給品の現場管理や工程調整の費用として、製品代の10?20%程度の手数料が発生する場合があります。これがいくらになるかを事前に確認し、資金計画に組み込んでおきます。

会社ごとの「支給ルール」の把握

「メーカー施工込み(メーカーの認定業者が組み立てるプラン)ならOK」「配管の位置図を○日前までに提出すること」など、会社ごとの条件をヒアリングしてメモしておきましょう。

2. 正確な寸法と型番を確認するための「最新の図面」

2つ目に用意すべきなのは、設計士さんから共有してもらう「最新の平面図」や「展開図(部屋を真横から見た図面)」です。

ネットショップで理想のキッチンやバスルームを見つけても、サイズが1センチでも合わなければ現場に設置できません。また、デザインだけでなく「給排水の配管がどこに通っているか」「電気の配線やボルト数は足りているか」といった目に見えない部分の適合が非常に重要になります。

手元に図面を用意したら、以下のステップで進めます。

仕様書(図面)の入手

購入を検討しているネットショップ(住設デパートなど)から、該当商品の「メーカー仕様書(システムキッチンの寸法や配管位置が細かく書かれた図面)」をダウンロードまたは取り寄せます。

現場監督さんへの適合確認

自分で判断せず、取り寄せた仕様書を現場監督さんや設計士さんにメールやLINEで送り、「この製品を検討していますが、今の図面(配管やサイズ)のままで問題なく設置できますか?」と確認を取ってください。プロの目による「GOサイン」をもらうことが、最大の準備になります。

3. 情報収集と一元管理のための「デジタル環境と支給品管理シート」

3つ目は、施主支給の進行をスムーズにするための道具です。大型住設の手配は確認事項が多いため、情報を一箇所にまとめておける環境を作ると、一気にラクになりますよ。

パソコンまたはスマートフォン(安定したネット環境)

住設デパートなどのECサイトで、システムキッチン最大69%OFF、ユニットバス最大72%OFF、洗面化粧台最大70%OFFといった最新の割引率や在庫状況、納期をスピーディに比較・確認するために必須です。

「支給品管理シート」(使い慣れたノートやスマホのメモアプリでOK)

複数の設備をバラバラに手配すると、いつどこで何を買ったか混乱しがちです。以下の項目をパッと一目でわかるように一覧表(管理シート)にしておきましょう。

管理シートの必須項目 記入する内容の例
アイテム名 システムキッチン(LIXIL / シエラSなど)
購入先サイト・担当窓口 住設デパート(注文番号:XXXXXX)
確定した品番(型番) ○○○-○○-○○(カラー:グレージュ)
発注日・決済状況 〇月〇日決済完了(クレジットカード)
現場への配送予定日時 〇月〇日 午前10時着(4tトラック搬入確認済)
施工区分 メーカー施工込み / 配管接続は工務店 Aさん

このシートが1枚あるだけで、施工会社から「キッチンの納期っていつでしたっけ?」と聞かれた際にも、慌てずすぐに正確な回答ができるようになります。
結果として、施工会社からも「しっかり管理してくれる施主さんだな」と信頼され、その後の工事がとてもスムーズに進むようになりますよ。

手順のステップ:計画から設置完了までのタイムライン

施主支給を成功させるためにもっとも大切なのは、施工会社の「建築スケジュール(工期)」に合わせた完璧なタイミングで段取りを進めることです。

どれだけ安くお気に入りの設備を手に入れても、現場に届くのが1日でも遅れれば、職人さんの手を止めてしまい、工期全体の遅れや追加の手数料につながってしまいます。
逆に、早すぎる段階で現場に届いてしまうと、今度は大工さんの作業スペースを奪ってしまい、大切な設備に傷がつくリスクが高まります。

「いつ、何をすればいいの?」という不安を解消するために、家づくりの進捗に合わせた5つのステップを時系列に沿って詳しく解説しますね。この通りに進めれば、現場に迷惑をかけることなく、ノーミスで設置まで完了できますよ。

ステップ1:施工会社への早期相談と見積もりのチェック(着工の2~3ヶ月前)

まずは、間取りが固まり、本格的な仕様決めが始まる段階で、施工会社に施主支給の意志を伝えます。

結論からお伝えしますと、この段階で「施主支給を行うことで、トータルの総額が本当に安くなるか」を見極めることが重要です。

施工会社の担当者に「キッチン、バスルーム、洗面化粧台を施主支給にしたい」と伝えると、会社側から「では、その3点の本体代を引いた見積もり」が提示されます。
同時に、設置に関わる工賃や、会社としての管理手数料(商品代の10?20%程度が一般的です)がどれくらい上乗せされるかを確認してください。

この施工会社側の最終見積もりと、「住設デパート」などのサイトであなたが実際に購入する金額(キッチン最大69%OFF、バスルーム最大72%OFF、洗面化粧台最大70%OFFなどの割引価格+メーカー施工費など)を徹底的に比較しましょう。
手数料などを差し引いても、しっかりと20万円以上の差額が残ることを確認できたら、正式に施主支給の計画を進めます。

ステップ2:製品の仕様確認と「承認」の獲得(着工直後~上棟前)

次に、購入したい製品の具体的なプラン(色や機能、サイズ)を確定させます。

ここで絶対にやってはいけないのが、**現場への確認なしにネットショップで「ポチッ」と注文してしまうこと**です。住宅設備は、電気の配線位置や給排水の管の太さ、換気扇のダクトの位置など、目に見えない構造部分が現場と一致していなければ設置できません。

失敗を防ぐための正しい手順は以下の通りです。

1. ショールームやネットショップでプランを作成し、詳細な「メーカー見積書」と「仕様図面(配管位置などが書かれたもの)」を発行してもらう。

2. その図面を施工会社の現場監督さんへ送り、「この内容で現場の配管や電気の工事を進めてもらって問題ないですか?」と確認を求める。

3. 現場監督さんから「この仕様で大丈夫です!」という確認(プロの承認)をもらってからはじめて、次のステップへ進みます。

ステップ3:絶妙なタイミングでの発注と納期調整(上棟後~内装工事前)

現場の骨組みが立ち上がり(上棟)、いよいよ内部の壁や床を作っていく段階に入ったら、いよいよ発注の手続きを行います。

大型住設の配送は、一般的な宅配便とは異なり、注文から手元に届くまでに約2~3週間(受注生産品の場合は1ヶ月以上)かかるケースがほとんどです。
そのため、現場監督さんに「○月○日?○月○日の間に現場へ届くように手配すればいいですか?」と、ピンポイントな希望日程を必ずヒアリングしてください。

日程が決まったら、住設デパートなどの注文画面で配送日を指定します。その際、以下の配送条件も合わせて現場監督さんに伝えておくと安心です。

配送車のサイズ

大型の商品を運ぶため、4tトラックでの配送が基本となります。「現場前の道路に4t車が入れそうか」を確認し、難しそうな場合は事前にショップ側に伝えて2t車(有料オプションなど)の手配をお願いしておきましょう。

ステップ4:現場での確実な「荷受け」と「5秒検品」(製品到着日)

指定した日時に、いよいよ製品が現場へ到着します。大型住設の配送は、トラックの荷台の上で引き渡す「車上渡し(しゃじょうわたし)」が基本となるため、**できるだけ施主であるあなた自身が現場に行って荷受けを行う**のが理想です。

製品が届いたら、運送会社のドライバーさんが帰ってしまう前に、その場で段ボールの外箱に大きな凹みや破れがないかをチェックしてください(これが通称『5秒検品』です)。

もし外箱が大きく潰れていた場合は、その場でドライバーさん立ち会いのもと中身を確認し、万が一破損していれば受け取りを拒否してショップへ連絡する必要があります。
無事に荷受けが終わったら、大工さんの作業の邪魔にならない「現場監督さんが指定した保管場所」へ、製品を丁寧に移動させておきましょう。

ステップ5:職人さんへの引き渡しと設置工事(内装工事の終盤)

最後のステップは、職人さんによる組み立てと設置です。

おすすめしている「キッチンやバスルームのメーカー施工(メーカー専属のプロによる組み立て)」プランの場合、指定した日にメーカーの認定工事業者が現場へやってきて、一気に組み立ててくれます。

組み立てが完了したら、必ず以下の点を確認してください。

傷やズレの有無

扉の開閉がスムーズか、引き出しが引っかからないか、目立つ傷がないかを目視でチェックします。

施工会社による配管接続

メーカー施工の範囲は「組み立て」までです。そこから実際に使えるようにするための「給排水の配管接続」や「電気の結線」は、あなたの施工会社のお抱えの職人さんが行います。

すべての接続が終わり、お水がしっかり出て、水漏れがないことを施工会社と一緒に立ち会って確認できれば、施主支給の見事な大成功です!予算を賢く浮かせた達成感と共に、新居での暮らしがさらに楽しみになりますよ。

成功のためのコツ・裏ワザ:得する品目の見極めと減額シミュレーション

施主支給で20万円以上のコストダウンを確実に達成するための最大のコツは、ネット相場と施工会社の見積もりを比べて「価格差が圧倒的に大きい品目」だけをピンポイントで狙い撃ちすることです。

実は、家づくりで使うすべての材料を自分で買えば安くなるわけではありません。中には、自分で手配する手間ばかりがかかって、結果的に施工会社にお任せするより高くなってしまう「損する品目」も存在します。

ここでは、施主支給の本命である大型水回り設備の驚異的な割引率や、逆に手を出してはいけない品目の見極め方、そして手数料を引かれても本当に得をするのかがひと目でわかる計算方法を、プロの視点から分かりやすくお伝えしますね。

キッチン・バスルーム・洗面化粧台の最新ネット相場比較

大型の水回り設備は、家づくりの中で最も定価が高額なゾーンです。そのため、ネットショップ(住設デパートなど)を活用した際の「割引率の恩恵」を一番大きく受けることができます。

特にキッチンやバスルームは、他の細かな住設に比べて割引率が非常に良く、1点見直すだけで数十万円単位の予算がガツンと浮く「超本命の品目」です。まずは、実際の最新ネット相場と、期待できる減額効果をまとめた表を見てみましょう。

品目 施工会社の見積もり傾向 ネット購入の最大割引率 期待できる減額効果の目安
ユニットバス 定価~3割引き程度 最大 72% OFF 約15万~35万円
洗面化粧台 定価~3割引き程度 最大 70% OFF 約5万~12万円
システムキッチン 定価~2割引き程度 最大 69% OFF 約20万~40万円

施工会社の見積もりでは「値引きが渋い」と感じる中級・高級グレードの商品であっても、ネットショップでは驚くほどのロープライスで提供されているケースが多々あります。これこそが、施主支給で一気に予算のゆとりを生み出せる理由です。

逆に業者の仕入れの方が安い「建材・床材」の見極め方

ここで、誰もが一度はハマってしまう注意点をお伝えします。それは、フローリングなどの床材や、室内のドア、壁紙(クロス)といった「建材(けんざい)」を自分で買おうとすることです。

結論からお伝えしますと、建材や床材に関しては、施工会社にお任せした方が間違いなく安くなります。

なぜなら、これらは施工会社が「年間で何百棟分」という膨大な量を一括で仕入れている(ルート仕入れ)ため、一般の個人がネットのバラ売りで太刀打ちできないほどの超低価格で仕入れているからです。
また、床材や建材は重量がありサイズも大きいため、個人で手配すると高額な送料(配送費)が上乗せされ、結果的に大赤字になってしまうケースがほとんどです。

「水回り設備(キッチン・お風呂・洗面台)は自分で手配してガッツリ浮かせ、建材や床材は施工会社のプロの仕入れ網を賢く利用する」というメリハリをつけることが、失敗しない鉄則です。

「施主支給手数料」を含めたトータル減額シミュレーション

施工会社に「施主支給をしたい」と相談すると、「では、現場管理や工程調整の手数料として、支給品代金の20%をいただきますね」と言われることがあります。これを聞くと、「せっかく安く買っても、手数料を取られたら意味がないのでは?」と不安になりますよね。

しかし、元々の金額が大きく、割引率が強烈な大型住設であれば、**手数料を支払ってもお釣りが来るほどトータルで得をするケースがほとんど**です。実際の数字でシミュレーションをしてみましょう。

【減額シミュレーション:システムキッチンの場合】

施工会社の見積もり(キッチン本体代):100万円

 

ここから施主支給に切り替えた場合のリアルな総額を計算します。

ネットでの購入価格(69%OFF適用):**31万円**

メーカー施工費(認定業者の組立代):**15万円

施工会社へ支払う管理手数料(商品代31万円×20%):**6万2千円

施主支給した時の実際の総額:52万2千円

 

【 100万円 - 52万2千円 = なんと約47万8千円の減額成功! 】

いかがでしょうか。施工会社にしっかりと手数料(6万2千円)を支払い、かつ一番安心な「メーカー施工費」を計上しても、手元には40万円以上の現金が残る計算になります。

お風呂や洗面化粧台も同じように組み合わせることで、手数料や工賃を差し引いても、トータルで数十万円~最大100万円近い予算を浮かせることが十分に可能になります。
「手数料がかかるから一概にダメ」と諦めず、このシミュレーションのように「引いた後の総額」で冷静に比較してみてくださいね。

「施主支給手数料」を含めたトータル減額シミュレーション

注意点・よくある失敗と対策:知っておくべき「保証の境界線」

施主支給を進めるうえで、多くの方が一番の不安に感じるのが「引き渡し後に不具合が起きたらどうしよう……」という、保証や責任の問題ではないでしょうか。

実は、施主支給で最も起こりやすいトラブルは、問題が発生したときの施工会社とネットショップ(メーカー)による「責任のなすりつけ合い」です。どちらの責任かが曖昧なまま手配してしまうと、万が一のときに誰も動いてくれず、あなたが実費で修理費用を支払うという最悪のケースになりかねません。

でも、安心してください。事前に「どこからどこまでが誰の責任か」という**保証の境界線**を正しく理解し、適切なプランを選んでおけば、こうしたリスクは100%未然に防ぐことができます。プロが実践している確実な失敗回避ルートを詳しく解説しますね。

よくある失敗例:水漏れが起きたのに、誰も直してくれない?

実際にあった悲しい失敗例をご紹介します。

ある施主さんが、ネットで安く購入したシステムキッチンを施工会社のお抱えの職人さんに組み立ててもらい、無事に新居が完成しました。しかし、入居してから数ヶ月後、キッチンのシンク下からジワジワと水漏れが発生してしまったのです。

慌てて施工会社に連絡すると、現場監督さんからはこう言われてしまいました。
「うちは配管を繋いだだけです。水漏れの原因は、支給されたキッチンの本体(パーツ)の初期不良の可能性が高いので、購入したショップかメーカーに問い合わせてください」

今度は購入したネットショップに連絡すると、こう返されてしまいます。
「製品は厳しい検査を経て出荷しています。水漏れは、現地の職人さんの組み立て方や配管の接続ミスが原因だと思われますので、施工会社さんに対応してもらってください」

このように、施工会社からは「製品のせい」、ショップからは「工事のせい」と言われ、たらい回しにされてしまう……これこそが、施主支給の最大の落とし穴です。

確実な防衛策:「メーカー施工込み」を選んで責任のなすりつけ合いをゼロにする

この恐ろしいトラブルを完全に回避する、とてもシンプルな解決策があります。
それが、キッチンやバスルームといった大型設備を購入する際、必ず「メーカー施工込み」のプランで発注することです。

結論からお伝えしますと、「メーカー施工」を選ぶだけで、不具合が起きたときの責任の境界線がこれ以上ないほどクリアになります。それぞれの役割と保証の関係は、以下のようになります。

メーカー施工の範囲(製品本体 + 組み立て工事)

製品の製造はもちろん、現場での「組み立て・設置」までを、そのメーカーの専門知識を持った認定工事業者(プロの職人さん)が責任を持って行います。
そのため、万が一組み立て不備によるガタつきや、本体パーツが原因の水漏れが起きても、すべて「メーカーの保証(責任)」として無償で迅速に直してもらえます。施工会社と言い合いになる余地は一切ありません。

施工会社の範囲(手前の基礎工事 + 配管・電気の接続)

メーカーの職人さんが組み立てを始める前段階の「壁や床の下地づくり」や、組み立て終わったキッチンに「お家の給排水管や電気線をガッチャンコと繋ぎ込む作業」だけを担当します。

このように「モノの組み立てまではメーカー、お家との接続は施工会社」と役割を完全に分けることで、トラブルが起きたときも「どこに連絡すればいいか」が一目でわかるようになります。
大型住設を支給するときは、この「メーカー施工込み」を選ぶことが、あなたとお家を守る最高のお守りになりますよ。

確実な防衛策:「メーカー施工込み」を選んで責任のなすりつけ合いをゼロにする

Q&A:読者が抱きそうな疑問への回答

施主支給に挑戦しようとすると、「こんなときはどうすればいいんだろう?」と次々に細かな疑問が湧いてきますよね。周りに経験者がいないと、一人で抱え込んで不安になってしまうものです。

ここでは、私がこれまでに多くの施主さんから実際に相談されてきた、リアルで切実な疑問の中から、特に重要な4つの質問を厳選しました。現場の裏事情も交えながら、初心者に寄り添って分かりやすくお答えしますね。

Q1. キッチンやバスルームなどの大型設備を「施主支給したい」と言ったら、施工会社に嫌な顔をされたり、断られたりしま

A. 会社によっては難色を示されることもありますが、「メーカー施工込みで手配する」と伝えることで、受け入れてもらえる確率は格段に上がります。

施工会社が大型設備の施主支給を嫌がる一番の理由は、実は「意地悪」ではなく、「現場での組み立て不備によるトラブルの責任を負いきれないから」です。万が一、設置後に水漏れや不具合が起きた際、自分たちのせいにされては困るという防衛本能が働いているのですね。

そのため、相談する際は単に「ネットで安く買って持ち込みたい」と言うのではなく、「住設デパートなどのサイトから、メーカー施工(メーカー専属のプロによる組み立て)込みで発注します。御社には手前の配管と電気の接続だけをお願いできますか?」と伝えてみてください。

これだけで、施工会社側の「施工ミスのリスク」がほぼゼロになるため、担当者の方も「それなら安心ですね、協力しましょう」と首を縦に振ってくれやすくなります。また、会社の利益を完全に奪わないよう、事前に提示された管理手数料を快く支払う姿勢を見せることも、良好な関係を保つための大人のマナーです。

Q2. 大型配送(4tトラックなど)の場合、平日に仕事があって現場で荷受けができない時はどうすればいいですか?

A. 運送会社の「営業所止め」を利用して週末に自分で持ち込むか、購入時に有償の「宅内搬入オプション」をつけましょう。

キッチンやユニットバスの部材は非常に大きく、運送会社も通常の宅配便とは異なるため、基本的には「平日の昼間・車上渡し(トラックの荷台の上で引き渡し)」となります。共働きなどでどうしても平日の立ち合いが難しい場合の解決策は2つあります。

1. **「営業所止め」の裏ワザを使う:**

注文時に、配送を最寄りの運送会社の営業所止めに指定します。製品が営業所に届いたら、週末などに自分で軽トラやレンタカーを借りて引き取りに行き、そのまま現場へ搬入する方法です。これなら自分のペースで動けますし、現場での大工さんの作業スケジュールを邪魔することもありません。

2. **「宅内搬入・時間指定オプション」をセットする:**

ネットショップで注文する際、追加料金を支払って「2名配送・室内搬入指定」のサービスをつけられる場合があります。これを利用すれば、配送スタッフが現場の中まで運んでくれるため、現場監督さんにあらかじめ「○日の○時に室内搬入で届きます」と伝えておけば、施主がどうしても行けない場合でも現場に受け入れてもらいやすくなります。

Q3. 万が一、届いた製品に「部品が足りない」と言われたら、工事はどうなってしまいますか?

A. 工事がストップし、職人さんの「再手配費用(日当)」が実費でかかってしまうリスクがあります。そのため、事前の「5秒検品」と「早期開封」が絶対条件です。

大型の住宅設備は数多くの細かなパーツで構成されています。ネジや接続金具が1つ足りないだけでも、その日の組み立て工事はストップしてしまいます。職人さんはその日に合わせてスケジュールを空けてきているため、施主側の手配ミスで工事が延期になると、職人さんの「1日分の移動費や日当(キャンセル料)」を実費で請求されるケースがあるのです。

これを防ぐために、手順のステップでもお伝えした「届いたその日の検品」を徹底してください。
もし部材に不足や破損が見つかっても、工事日の少なくとも3日前?1週間前までにショップへ連絡できれば、工事日までに代替品を間に合わせることができます。ギリギリになって段ボールを開けるのではなく、現場に届いたらすぐに中身を確認することが、最大の防衛策になりますよ。

Q4. 施主支給をすると、お家全体の住宅ローンにその費用を組み込むことはできなくなりますか?

A. いいえ、適切な手続きを踏めば、施主支給の費用も住宅ローンに組み込むことが可能です。

「ネットショップでの買い物だから、現金やクレジットカードで今すぐ自腹を切らなきゃいけないのでは?」と思われがちですが、そんなことはありません。多くの金融機関では、施主支給品の「見積書」や「注文画面の控え」を提出することで、お家全体の建築費用(本体代金)の一部として融資の対象に認めてくれます。

ただし、お金が実際に振り込まれるタイミング(実行日)には注意が必要です。住宅ローンが実行されるのは「お家が完成して引き渡される時」が基本ですが、ネットショップへの支払いは「発注時(着工?建築中)」に発生します。

そのため、以下のいずれかの方法で資金を立て替える必要があります。

* 一度、手元の自己資金(貯金)やクレジットカードで支払い、お家が完成してローンが実行された後に、その分のお金を口座に戻す。

* 自己資金が足りない場合は、住宅ローンの「分割融資」や「繋ぎ融資(つなぎろーん)」を利用して、建築途中の支払いに充てる。

金融機関によってルールが異なるため、ローンの仮審査を申し込む段階で「数百万円分の住宅設備を施主支給する予定ですが、ローンに組み込めますか?」と窓口の担当者に必ず確認しておきましょう。

まとめ:理想の住設を「安心」と共に手に入れるためのネクストアクション

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございました!

施主支給は、一見すると「やることが多くて難しそう……」と感じるかもしれません。
しかし、今回ご紹介したように、割引率が圧倒的に大きい品目(**システムキッチン最大69%OFF、ユニットバス最大72%OFF、洗面化粧台最大70%OFF**)に的を絞り、一番安全な「メーカー施工込み」のルートを選べば、リスクや手間を最小限に抑えながら20万円以上のコストダウンを確実に達成することができます。

浮いた予算があれば、あきらめかけていた間取りのグレードアップに回したり、新居に合わせる素敵な家具や家電を購入したりと、家づくりのワクワクがさらに広がりますよね。

「本当に自分にできるかな……」と悩んでいる時間はもったいないです。理想のマイホームを予算内で叶えるために、まずは今日、小さな一歩から行動を起こしてみましょう!

あなたが今日、次にすべき3つの行動(ネクストアクション)

これから施主支給をノーミスで成功させるために、まずは以下のステップから順に始めてみてくださいね。

ステップ1:現在の「施工会社の見職書」を手元に用意する

現在の手持ちの見積書に書かれている、キッチン・お風呂・洗面化粧台の「商品代(本体価格)」と「施工費」がいくらになっているかを改めて確認し、マーカーを引いてみてください。これがあなたの「比較の基準」になります。

ステップ2:住設デパートなどのサイトで「メーカー施工込み価格」を調べる

ネットショップを開き、自分が導入したいと思っているメーカー(TOTO、LIXIL、パナソニックなど)の希望グレードの製品を検索してみましょう。最大69?72%OFFが適用されたリアルな金額を目にすることで、「これなら本当に数十万円浮かせられる!」と具体的なイメージと自信が湧いてくるはずです。

ステップ3:施工会社の担当者に「最初の相談」のメールやLINEを送る

仕様が細かく決まってしまう前に、担当の営業さんや設計士さんにメッセージを送ってみましょう。文章は以下のような簡単な内容で大丈夫です。

「お世話になっております。予算の調整とこだわりを両立させるため、キッチンとバスルーム、洗面化粧台について、メーカー施工込みでの施主支給を検討してみたいと考えております。
御社での受け入れルールや、その場合の現場管理手数料などについて、次回の打合せ時に詳しく教えていただけますでしょうか?」

 

施主支給は、ただモノを安く買うための手段ではありません。あなたが主体となって家づくりに参加し、予算を賢くコントロールしながら理想の空間を作り上げていく、とても素晴らしいプロセスです。

最初は誰でも初心者です。わからないことがあれば、施工会社の現場監督さんやネットショップのカスタマー窓口といった「プロの目」を上手に頼りながら、一歩ずつ安心して進めていってくださいね。

あなたのマイホームづくりが、大満足の笑顔で包まれるものになるよう、心から応援しています!

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全て受注生産品になる為、メーカー定価見積書は発注の際、必ず必要となります。
ショールームにてお客様のご自宅に合わせたご希望内容の定価見積書を作成お願いします。

オンラインショールームもございますのでご活用下さい。
※自宅の平面図・立面図があると、採寸や設置ミスを防げます。

正確なプランニングとトラブル防止のため、ご協力お願い致します。

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