傷や汚れを見逃さない!施主支給品の引き渡し検査チェックリスト
大切な支給品を完璧な状態で受け取るためのプロの検査眼
工事完了時の引き渡し検査(施主検査)でチェックすべきポイントを正確に押さえることで、施工会社と良好な関係を保ちながら、支給した設備が完璧に施工されているかを確認できるようになります。
自分自身で手配したこだわりの高級キッチンや洗面化粧台、トイレは、施工完了直後の引き渡し段階で傷や動作不良をしっかりチェックすることが不可欠です。
引き渡し書類に署名・捺印した後に傷を見つけても、「生活の中でついた傷」とみなされ補修してもらえないケースがあるためです。
プロの視点を持った確実なチェック手順を身につけ、安心して憧れの設備での新しい暮らしをスタートさせましょう。

引き渡し検査を精度高く行うための5大ツール
検査当日に現場へ持参することで、見落としや指摘内容の記録ミスを完全に防止できます。
スマホ(カメラ機能&高輝度ライト機能)
設備全体の仕上がり写真に加え、小さな傷や隙間の接写、暗いキャビネット内部を照らして撮影するために使用します。
マスキングテープ(養生用)と油性ペン
傷や施工不良を見つけた際、その場所に貼り付けて「何が問題か」を直接記入するための目印にします。
バケツと水拭き用クロス(またはウェットティッシュ)
天板やシンクにホコリが載っている場合、拭き取って「単なる汚れ」か「落とせない擦り傷」かを判別します。
「施主支給品・検査チェックリスト」(本記事で紹介)
水漏れ、動作、外観の項目を網羅したチェックシートを印刷して持参します。
納品時の受領書・検品写真のデータ
荷受け(現場納品)時に施主や現場監督が撮影しておいた「箱開け直後の無傷な状態」の写真データです。
引き渡し検査を成功させる4つの手順
時系列に沿ってチェックを進めることで、漏れなく短時間で正確な検査が行えます。
ステップ1:自然光と照明の下で「外観の小傷・凹み」を全面チェックする
天板(ワークトップ)、扉面材、便器表面などの最も目立つ部分に、施工中についた不自然な傷や欠けがないかを斜めの角度から目視確認します。
設備の表面に対して光を斜めに当てて観察するのがコツです。
特に高級キッチンの人造大理石やセラミック天板、鏡面仕上げのキャビネット扉は、真上から見るだけでは目立たない擦り傷が見落とされがちです。
手で触れてざらつきや引っかかりがないかも同時に確認しましょう。

ステップ2:給排水を実際に動かして「グラつきと水漏れ」を確認する
水栓金具を上下左右に動かして根元の固定状態を確認し、実際に水を流して配管接続部からの漏れがないかを調べます。
水栓の根元を手で軽く揺すり、ガタつきがないかチェックします。
その後、水を5分程度流しっぱなしにし、キャビネット下の扉を開けて排水管のつなぎ目や止水栓の周りに水滴がにじみ出ていないか、ティッシュペーパーを巻き付けて乾いているかを確認してください。
ステップ3:稼働部・電気設備の「動作確認」を行う
引き出し、扉、食洗機、温水洗浄便座などの動くパーツや電化製品をすべて実際に稼働させます。
キッチンの引き出しを最後まで引き出し、スムーズに閉まるか(ソフトクロージングが効くか)を確認します。
また、タッチレス水栓のセンサー反応や、食洗機・IH・温水洗浄便座に通電しているかを試運転して動作不備がないかをチェックします。

ステップ4:指摘箇所に「マスキングテープ」を貼り、写真を残す
不具合や傷を発見した場合は、その場所にマスキングテープを貼り、現場監督と一緒に現物を確認して記録に残します。
指摘箇所にマスキングテープを貼り、テープ上に「小傷あり」「水漏れ痕あり」とペンで明記します。広引きの写真(どの設備の場所か)と、寄り(アップ)の写真をセットで撮影し、現場監督と共有する検査記録シートへ記載してもらいます。
傷の一次責任を明確にする「納品時検品写真」の提示
現場で傷が見つかった場合、それが「配送中に元々ついていたもの」か「施工中に職人さんがつけてしまったもの」かの切り分けが最大のポイントになります。
これをスマートに解決する裏ワザが、荷受け(納品)時に撮影しておいた『未開封または開封直後の写真』を現場監督に見せることです。
納品時点で無傷であった証拠があれば、施工会社側も「施工中の不注意によるもの」とスムーズに認め、施工会社側の保険や負担で補修・パーツ交換の手配を進めてくれます。
角を立てずに不具合を指摘する「大人の話し合いルール」
現場で不具合が見つかった際、感情的になって施工会社を責め立てると、補修工事の対応が遅れたり引き渡し後のアフターフォローに悪影響が出たりします。
「なぜこんな傷がついたのか!」と追及するのではなく、「せっかく綺麗に仕上げていただいたので、ここだけ直して完璧な状態でお引き渡しを受けたいです」というポジティブなスタンスで伝えましょう。「お互いにチェック記録を文書で残し、補修完了の期限日をその場で決めること」が、関係性を良好に保ちつつ迅速に直してもらうための鉄則です。
施主支給品の引き渡し検査に関するQ&A
Q. 補修やパーツ交換が必要になった場合、補修が終わるまで引き渡しは拒否できますか?
A. はい、不具合の程度に応じて引き渡し日の延期や、補修完了までの鍵の受け取り保留を相談できます。
水漏れや動作不能などの致命的な欠陥がある場合は、補修工事が完了するまで引き渡しを延期するのが一般的です。小さな小傷程度であれば、「○月○日までに補修を行う」という覚書を交わした上で予定通り引き渡しを行うケースが多いです。
Q. 施主支給品の不具合(初期不良)だった場合、施工会社にメーカー保証対応をお願いできますか?
A. 施工会社ではなく、施主支給品を購入した「施主支給専門店」へ連絡してください。
製品自体の初期不良(電源が入らない、内部基板の故障など)の場合、施工会社の責任ではありません。購入したショップのサポート窓口へ連絡すれば、メーカーの修理手配を行ってもらえます。プロの施主支給専門店であれば、こうした初期不良の際も迅速に対応してくれます。
まとめ:ネクストアクション
大切な支給品を完璧な状態で我が家に迎えるために、引き渡し検査は最後の重要ステップです。
「引き渡し検査で正しく指摘できるか不安…」
「もし傷があった時、お店と施工会社のどちらに連絡すればいい?」
当店でご購入いただいた施主支給品なら、万が一の初期不良や部品交換が必要になった際も、専門スタッフが迅速にメーカー手配やアドバイスを行います。
安心して夢の住まいを完成させてくださいね!
お見積り依頼・お問合せ
見積依頼の流れ
お見積り依頼の流れ
全て受注生産品になる為、メーカー定価見積書は発注の際、必ず必要となります。
ショールームにてお客様のご自宅に合わせたご希望内容の定価見積書を作成お願いします。
※オンラインショールームもございますのでご活用下さい。
※自宅の平面図・立面図があると、採寸や設置ミスを防げます。
正確なプランニングとトラブル防止のため、ご協力お願い致します。
各メーカーショールームのご案内






