タンクレストイレとは？製品例からメリット・デメリット、価格まで徹底解説！

「トイレをリフォームしたいけど、どんなトイレを選べばいいか分からない…」
「最近よく聞くタンクレストイレって、実際どうなの？」
そんな疑問をお持ちのあなたへ。

この記事では、タンクレストイレの基礎知識から、具体的な製品例、メリット・デメリット、リフォーム費用、注意点まで、詳しく解説します。
タンクレストイレ選びの参考に、ぜひ最後まで読んでみてください。

タンクレストイレとは？

タンクレストイレとは、便器の後部に貯水タンクがないトイレのことです。
従来のトイレは、タンクに水を溜めてから流す仕組みでしたが、タンクレストイレは水道管から直接水を高圧で供給するため、タンクが不要になりました。

タンクレストイレの仕組み

水道管から供給される水を、ポンプで加圧して便器内に噴射します。
この仕組みにより、タンクが不要になり、トイレの小型化、お手入れの簡便化、そして節水効果が生まれました。

タンクレストイレのメリット

スタイリッシュなデザイン：タンクがないため、トイレ空間がすっきりとおしゃれになります。

掃除がしやすい：タンク裏の埃や汚れに悩む必要がありません。

省スペース：奥行きが短くなるため、狭いトイレでもゆとりが生まれます。

節水効果：従来のトイレよりも使用水量が少なく、水道代を節約できます。

タンクレストイレのデメリット

価格が高い：従来のトイレよりも本体価格が高くなります。

停電時：停電時は水が流れないため、使用できません。

水圧：一定以上の水圧が必要なため、マンション高層階などでは設置できない場合があります。

おすすめのタンクレストイレ製品

ここでは、人気のTOTO、LIXIL、Panasonicの3社から、おすすめのタンクレストイレをご紹介します。

TOTO ネオレストRS

LIXILのサティスSは、コンパクトさと快適さを追求した、スタイリッシュなタンクレストイレです。

セフィオンテクト加工：汚れが付きにくく、落ちやすい

フチなし形状：凹凸が少なく、掃除がしやすい

除菌水洗浄：ウォシュレットノズルを自動で除菌

価格帯：36万円～

LIXIL サティスS

LIXILのサティスSは、コンパクトさと快適さを追求した、スタイリッシュなタンクレストイレです。

業界最小の奥行き：狭いトイレでも広々使える

リフトアップ機能：便座が持ち上がり、奥まで掃除しやすい

プラズマクラスター：便座・便器・蓋を除菌

価格帯：36万円～

Panasonic アラウーノS160

PanasonicのアラウーノS160は、独自の素材と機能で、清潔さと快適さを追求したタンクレストイレです。

有機ガラス製：使用中のタレ・モレを防止

フチ立ち上がり形状：明るく省エネで、メイクもしやすい

ステンレス製ノズル：お手入れがしやすい

価格帯：28万円～

タンクレストイレのメリット

節水効果

タンクレストイレは、1回あたり3～4Lの水で流すことができます。
従来のトイレに比べて大幅な節水となり、水道代の節約に繋がります。

デザイン性

タンクがないことで、トイレ空間がすっきりとした印象になります。
各メーカーもデザインに力を入れており、おしゃれなトイレ空間作りに貢献します。

コンパクトサイズ

奥行きが短くなるため、狭いトイレでも広々と使えます。
介助が必要な場合や、車いすでの利用にも適しています。

連続使用

タンクに水が溜まるのを待つ必要がなく、連続して水を流すことができます。
朝の忙しい時間帯など、トイレの利用が集中する時でも安心です。

豊富な機能

各メーカーが様々な機能を搭載しています。

自動洗浄

脱臭機能

暖房便座

マッサージ洗浄

タンクレストイレのデメリット

故障リスク

電気系統が多いため、故障した場合の修理費用が高くなる傾向があります。

停電時

停電時は水が流れないため、使用できません。

水圧

一定以上の水圧が必要なため、設置場所が限られる場合があります。

タンクレストイレへのリフォーム費用相場

タンクレストイレへのリフォーム費用は、約15万円～50万円が目安です。

内訳

トイレ本体価格：10万円～40万円

取り付け工事費用：5万円～10万円

諸経費：本体価格＋工事費の10%程度

まとめ

タンクレストイレは、節水、デザイン性、省スペース性、機能性など、多くのメリットがあります。
しかし、価格や故障リスク、設置場所など、注意点もあります。

この記事を参考に、タンクレストイレのメリット・デメリットを理解した上で、ご自宅に最適なトイレを選んでください。
ショールームで実際に製品を見て、触って、体験することをおすすめします。